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★ 予想方法

★ 展開の考え方(ペース編)

ペースの考え方ですが、
普通ペースといえば全体的な走破タイムであったり道中の流れであったり、抽象的な表現のように思えます。
実際はどこなの、何をペースと言うのと聞かれると返答に困ってしまいます。

自分流の考え方で説明したいと思います。
Targetや競馬ブックなどのレース結果を見ると、1ハロンごとのラップが載っています。

「12.8-10.8-11.2-10.8-12.1-12.7-13.2」こんな風に書いてあります。

これは阪神ダート1400mのラップで、見ての通りスタート後2ハロン目から4ハロン目までは11秒前後、5ハロン以降7ハロンまで徐々に時計がかかって、最後は1ハロン13.2秒もかかっています。
このレースは、最初異常なハイラップで進み、最後はスローなレースというのが読み取れます。

ただ、全体的な走破タイムが同条件クラスより約3秒早いタイムが出ています。
実は最から最後まで同じようなラップで流れることはほとんどなく、この様に最初が速くなったり。最後のラップが速くなったりするのが普通ですし、速い流れと遅い流れが交互にきたりする事もあります。
この、最初が速くなったり。上がりのラップが速くなったり、またその逆である区間だけがとてもゆったり流れたり、この様に色々な流れがあって、これが組み合わさり最終的に速い、遅いなど表現される走破タイムが出来上がるという事です。
ちなみにこのレースの結果は1着がCB、2着がA@という通過順でした。

つまり、ペースというのはそのレースの中に色々な流れがあり、その流れの1部分を速い、遅いと表現してるに過ぎないといいことです。

一般的に言われているハイペースなら差し有利、スローなら先行有利はある意味あたっていますが、これを真に受けて予想をしてもペース事態が曖昧ですので、予想も曖昧になってしまいます。

ペースは区間ごとに速さがあると書きました。
全体で考えると曖昧になってしまうので、この区間を区切って考えてやります。

短距離であれば2つ、中・長距離であれば3つでいいと思います。
1200mなら600・600という風にはっきりは区切りません。
最初は、スタート後隊列が落ち着くまでを考えます。
具体的にはコースにもよりますが、最初の1ハロンから3ハロンぐらいまでですね。
次は競馬場を1週する距離ならバックストレート(BS)の流れ、後は3,4コーナー以降の流れです。

スタート後のペース

どのぐらいの先行争いになるのか、先行争いのスピードと距離を考えます。
何が何でも逃げたい馬が1頭または複数頭居る場合は先行争いのスピードも早くなるし、争う距離も長くなりやすいですね。
逃げにこだわる馬が居なかったとしても先行タイプが多ければ、全体的にペースは速くなりますがそれほど距離は長くならない場合が多いですね。

BSの流れ
これは先手を取る馬がどういうタイプなのかを考える必要がありますね。
ほとんどの場合、先手をとった馬が競いかけられなければ、BSのペースを握ります。
先手を取る馬の過去のレースのラップを確認すればどんなペースで逃げるのかが想像できますね。
基本的には常に早いラップで後続に脚を使わせ粘りこむタイプと、一旦ゆるいラップに落とし二の脚を使う2つのタイプに分かれます。
ここのペースの使い方は、出走各馬の特徴を押さえていないと使うのが難しいので、機会があれば紹介したいと思います。
最後に3,4コーナー以降の流れですがここは考えなくてもOKです。
最後の勝負所ですから各馬目いっぱい追ってます。
ペースというよりは上がりの部分にはいりますからね。

まとめると、4つのコーナーを回る場合は最初とBS、
2つのコーナーだけの場合は最初を考えればいいという事になります。

とは言っても、なかなか難しいのが現状です。
このペースの考え方を取り入れた指数があります。
ペースや 展開を判断するための「S指数」「M指数」「L指数」「D指数」が掲載され、当該レースのペースがどうなり、どの馬が合うのか一目瞭然で分かるようになっています。
それが、「タイムフィルター」指数入りデータベース!タイムフィルターOnLineです。



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